大阪遊協 加藤部長(府警)は、業界の健全化を要請

大阪府遊技業協同組合は12月6日、大阪市内において歳末防犯懇談会を開催。行政からは、今年9月26日付で警察庁犯罪抑止対策室長から府警生活安全部長になった加藤伸宏警視長が講話した。加藤部長は、2点(街頭犯罪防止の協力、業界の健全化)を要請。スピーチの約7分40秒中、簡潔な表現で約2分、業界の健全化を求めた。

○業界の健全化について(講話要旨)
本年6月、此花警察署管内において、ぱちんこ店3店舗を遊技機の不正改造などで検挙した。検挙された店の被疑者は、組合・此花支部長という要職だった。皆さんはこの事件の由々しさというものを真摯に受け止めていただきたい。パチンコ営業というものは、法律で賞品提供を認められた唯一の営業であります。この唯一性ということが皆さんの営業の優位性につながる。それは同時に優位性に見合った営業モラルが求められる。モラルに欠けた営業者があらわれると、ひいては業界全体の信用に傷がつきます。信用つまりは、一般の方がどういう目で見るかということが、いかに大切であるのかということは、皆さん十分に承知されていると思う。法律で認められた営業にふさわしい、業界全体の、けっして朽ちることのない信用を築いていくために、皆さんには今後も営業の健全化につとめていただくようお願いします。以上