アミュゼクス 2月度月例セミナー開催

(株)アミュゼクスアライアンス(本社/東京都渋谷区)は2月17日、大阪市内の難波御堂筋ホールにおいて、2月度の月例セミナーを開催した。「業績アップにつながるマシーンと戦略セミナー」と題して行われる本セミナーは、店舗営業に直結する業界関係及び、マシーンに関する情報、日々の営業に役立つ情報など、業績アップにつながる様々なノウハウを学ぶ事が目的。1年を通して12回に分けて行われ、今回はその9回目となる。

セミナーは「業界の周辺情報と解説、及び矢野経済研究所からの業界動向情報」、「今後のマシーン動向、話題のマシーンの設置データや対応法」、「『実学』を行う。店舗営業の戦略・戦術に関する理論とケース」の3部構成。それぞれ専門の講師によるレクチャーが行われ、中でも田守順代表が講師を務めた「業界の周辺情報と解説、及び矢野経済研究所からの業界動向情報」では、今後営業を行う中で気をつけなければならないポイントを解説した。

田守代表は、「昨年、行政講話の中で様々な指摘を受けました。中でも、遊技くぎの問題に関しては皆様も注目されている事と思います。この問題で特に注意してもらいたいのは、『検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機』については、例えメーカー側に責任の一端があったとしても、ホールで使用すればホール側の責任になるという事です。メーカーの責任だからと安易に考えず、慎重な行動を心がけて下さい。また、4月1日からは遊技機の設置に関しても、責任が明確になります。設置まではメーカーの責任、それ以降はホールの責任となる事をしっかりと認識しておいて下さい」と呼びかけた。

「今後のマシーン動向、話題のマシーンの設置データや対応法」で講師を務めた(株)ピーエスプランニングの渥美公一代表は、低射幸性時代に突入する中で重要となる点を説明。渥美代表は、「皆様も感じている事と思いますが、現時点でお客様の現行MAX機に対するニーズはとても高いです。しかし、今後はMAX機を活用する事は難しくなり、いかに顧客をスロットやライトミドル機、甘デジなどに引き込むかが鍵となります。その為には今一度、自店の地域顧客が何を求めているのかをしっかりと把握し、顧客の視点に立った店舗作りを行う事が大切です」と語った。