マルハン インターンシップ「戦国浪漫〜道なき道を切り拓け〜」最終プレゼン

(株)マルハン(本社/京都・東京)は11月18日、都内千代田区のTKPガーデンシティPREMIUM神保町において、大学生・短大生を対象とした宿泊型インターンシップ「戦国浪漫〜道なき道を切り拓け〜」の総締めとして、学生たちによる最終プレゼンテーション(以下・プレゼン)の選考会を行った。

選考会は学生が人材開発部の採用業務に携わる(仮想)社員として、その立場から学生に向かって同社の紹介(プレゼン)をするという内容。普段情報を受ける側から一転した立場として企業を見つめることで、より深い理解を促す目論見だ。これに先立ち9月、業界の現状や同社の成績、経営理念等を学び理解を深め、プレゼンを通じて社会人として必要な「理解する力」「人を感化する力」「人前でプレゼンする力」を養う事を目的に、3泊4日の宿泊型インターンシップを開催。1700名のエントリーから選考を経て選ばれた59名(計10チーム)が参加し、その中から予選を勝ち抜いた5チーム27名が当日、最終プレゼンを行う運びとなった。

インターンシップは昨年に引き続き今年も東京と大阪の2都市で行われた。決勝プレゼンには東京から3チーム、大阪から2チームが選ばれ、タイトルである「戦国浪漫」を彷彿とさせる東西対決の様を呈していた。当日、各チームはインターンシップを通じて学んだ同社の魅力を、学生ではなくマルハン社員という立場で、そして見学に来た会場の参加者を就活生に見立ててプレゼンを行った。パチンコのイメージは?ホール経営企業はブラックという印象がありますか?といった質問を投げかけ、それに対してマルハンの取り組みを紹介しマイナスイメージを払拭するシーンや、韓裕社長に対し果敢に質問を行い、それを笑いに変えてしまうなど、学生ならではの積極果敢さをふんだんに発揮したシーンも見られた。

5チームすべてのプレゼン終了後、表彰式が行われた。総括を述べた松田昌益人事本部長は、「学生ならではの視点で忌憚のない意見がたくさん出たことで、我々も気づかなかった事がたくさんあると知りました。短い時間の中、マルハンと向き合ってくれた事、そして皆様の人生に我々の想いを届けられた事をうれしく思います。今日の一日を皆様の未来に繋げてほしい」と、5チームの健闘を称えた。続いて韓社長は、「マルハンは業界を変えるという理念の下に行動してきたこの20年という歴史を通し、今日まで成長してきました。ビジョンの力、理念、夢を共感する力を次の20年に繋げてほしい。皆様が定年を迎える40年後にはどんなマルハンがあるのでしょうか。これから皆様は就職活動の中でさまざまな会社と出会うと思いますが、このインターンシップを通じてマルハンで感じたことを胸にがんばってほしい。」と語った。

ドラムロールと共に高まる緊張の中、優勝を告げられたチームは、『OICOS』(オイコス・東京)であった。オイコスのプレゼンはプレゼンターをマルハンに見立てた寸劇形式の内容で、“マルハン母さん”や“マルハン兄さん”に対して妹役が様々な質問を行い、それに対してわかりやすく答えていくというものであった。笑いの要素もふんだんに取り入れられたコミカルな展開で、見ていて楽しいエンタメ性と、そしてパチンコ業界の事をまったく知らない学生でも分かりやすい内容であった事が評価された。なお、優勝チームは来年度各地で行われる合同説明会にて自チームのプレゼン資料を使用し、同年代である学生の前でマルハンを代表してプレゼンを行う予定。