【総会】自工会 貯玉相互乗り入れ機能、初年度1014店

一般社団法人 遊技場自動サービス機工業会(古宮重雄理事長)は5月19日、第一ホテル東京において平成27年度通常総会を開催。その中、平成27年4月からスタートした貯玉相互乗り入れ機能は、1年間で1014店の導入状況とした。また、役員選任の件では、木原茂成副理事長(大都販売)、井寄義孝副理事長(グローリーナスカ)、小林浩二理事(三共)、大成俊文理事(ダイコク電機)を補充選出(写真)した。

冒頭の古宮理事長は、証紙・シール販売事業、特許事業、貯玉補償加盟促進という3つの事業の柱と掲げた。業界を取り巻く市場環境は厳しい中にあるが、貯玉の加入率は順調に伸びており、昨年は335件の増と加入率70%、関係各社の協力の賜とした。貯玉の相互乗り入れの利用者の認知が進んでいると状況を報告。「ファンの信頼を勝ち得ることを通じて、業界の健全化に少しでも寄与して参りたい」と述べた。

懇親会では、阿部泰久理事長(全日遊連)が祝辞し、庄司孝輝会長(日遊協)が乾杯の音頭をとった。一般社団法人 貯玉補償基金の代表を務める庄司会長は、加盟店舗の加入率増加に謝意を述べた。またのめり込み対策として「自己申告プログラム」への機器対応に継続した協力を要請した。