日遊協九州 岩見元支部長は健全化への情熱継承を講演

一般社団法人 日本遊技関連事業協会九州支部(福山裕治支部長)は10月10日、グランド・ハイアット・福岡(福岡市博多区)において支部総会を開催した。

福山支部長は、平成2(1990)年11月に設立してから間もなく30年という日遊協九州支部の歴史の重みと継承を痛感しているとし、「多くの諸先輩方の足跡を思い、30周年に向けて、業界の存続そして次代へと継承していく事が、私たちに課せられた使命と役割だと思う」と述べ、今回、岩見吉朗氏((株)玉屋ホールディングスの代表取締役)による講演を企画した事を挨拶した。

来賓祝辞において、俵積田政志課長(九州管区警察局広域調整第一課)からは2点要請。(1)ぱちんこへの依存防止対策(ギャンブル等依存症対策基本法、同基本計画の取組)について。その中で、(イ)自己&家族申告プログラムの導入(ロ)出玉規制を強化した遊技機の普及と出玉情報等を容易に確認できる遊技機の開発・導入について。(2)暴力団対策のさらなる推進について。

■講演会において、「日遊協九州支部旗揚げ時の想いと経緯について」を岩見氏は語った。岩見氏は九州支部設立時の立役者の一人。平成12年に九州支部長を務めるなど、現在なお、業界の健全化、近代化への情熱を後進の指導に努めている。支部長時代の思い出として、不正機の問題が懸案だった頃、九州には絶対上陸させないという不退転の決意で一枚岩となって行動した当時の経緯を振り返った。「九州の各団体が共同して相互監視システムを立ち上げる事ができた。なぜあのような行動ができたのだろうかと思い返すと、業界維新は九州からという気概が満ち満ちていたからだと思います。その後、この福岡方式と呼ばれ、他地区でも参考にされ、そしてPSIOにつながり、最終的には健全化推進機構につながる源流だったと自負しています。皆様方におかれては、九州支部の良き組織風土として受け継いでいっていただきたい」と述べていた。

懇親会では、石橋保彦相談役(平和)の乾杯の音頭により開宴。初代支部長を務めた金海龍海氏が出席するなど、新旧九州支部の懇親を深めた。