WCS コスプレde海ごみ大作戦!!に参加

世界コスプレサミット実行委員会(WCS)は9月12日、東京・芝公園において開催した「コスプレde海ごみ大作戦!!2020 at東京タワー」において、増加し続ける海洋ごみ対策に向けた周知啓蒙に協力した。

主催者を代表して笹川陽平会長(日本財団)、小泉進次郎環境大臣が「海を守ろう」と出発宣言を行い、芝公園内のゴミ拾いを行った。この催しは、日本財団、環境省の共催によるもので、海ごみの原因は陸地で発生したごみが、風や川に乗って海に辿り着く事も大きな問題の一つになっているなどを呼びかけ、コスプレイヤーとともにごみ一斉清掃活動するというキックオフイベントだ。

最初にこの活動に協力する企業(全国清涼飲料連合会、セブンイレブンジャパン)・NPO団体(海さくら等)やコスプレイヤーなど9チームが意気込みを宣言。また、北海道、青森、静岡、兵庫、広島、愛媛、富山、沖縄の全国8会場をつないで実施した。日本財団の笹川会長は、漫画「ワンピース」のモンキー・D・ルフィに扮し、「母なる海の嘆きを聞き、海ごみゼロ王に俺はなる!」と登場。小泉環境大臣は、海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにする事を目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現に向け、コスプレイヤーの発信力に期待した。そして、「身近で節減しようと、最近炭酸水を自分で作る商品を購入しました」と、身の周りで楽しみながら一人ひとりからできる取り組みを呼びかけた。

このキックオフイベントを皮切りとして全国一斉清掃キャンペーン「秋の海ごみゼロウィーク」は、9月19日までに全国約20万人規模が参加する。