RSN 12月相談数216件

ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信1月19日(第189)号で12月の相談数は216件(支援室26件含む)と発表。日中(10時~16時102件(支援室17件含む)、夜間(16時~22時)114件(同9件含む)。前(11)月の251件から35件減だった。2006年4月からの累計4万6256件とした。

相談(初回91件・42%)の集計では、本人からの相談は79件(87%)、家族・友人12件(13%)。本人性別では、男性70(89%)、女性9(11%)。本人相談経路(79件中)では、ホール内ポスター51件、インターネット18件、不明・拒否6件、ホール配布物2件、ホール折込チラシ1件、家族・友人・知人1件。RSNは2022年の年間電話相談データの集計をすすめている。本年4月に発行・配布を予定している。

依存の問題の支援に携わる人たちの勉強会の2022年度第5回目となる「依存問題基礎講座」は、2月5日(日)にZoom勉強会として開催を予定している。「最近の借金・金銭問題~金融資本主義とネット時代のもたらした罠~」と題して稲村厚講師(ワンデーポート理事長・司法書士)が登板する。借金・金銭問題は、若年化、借金の方法の多様化、債権者の動きの変化等々、時代の変化に伴い絶えず推移しているという、今、支援に必要なことは何なのかについて、アプローチを試みる。参加費は無料だが、1月31日まで(定員約40名想定)に申込ファームからの申込が必要(http://problemgambling.namaste.jp/)となっている。

問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。

リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)