RSN 6月相談数98件

ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、さくら通信7月21日(第51)号で6月の相談数は98件と発表。6年目の今年度累計は279件。2006年4月からの相談累計は5791件となった。

今年度の相談件数は、過去の同時期と比べると20件以上減少しているようだ。そんな中で、被災地中心部(岩手・宮城・福島)からの相談はなかったが、近隣からの相談で「震災のストレスが影響している」という内容の相談があったようだ。本人からの63件のうち、相談経路では、ホール内ポスター53件、インターネット5件などとなっており、店舗におけるホール内ポスターの活用は重要。紙面では、西村代表によって、「あっという間の5年間」と総括している。2010年度の活動概要では、(1)電話相談事業(2)広報・啓発事業(3)企画開催事業(4)支援・連携事業(5)資料作成・出版事業(6)その他を報告。広報・啓発面では、さくら通信のPDF版配布の開始。ホームページは年間約1万5000件のアクセス状況。企画開催面では、「パチンコののめりこみを含むギャンブリング問題への良質な介入を可能にするにはどうのようなガイドラインが必要であるか」などを検討する研究事業に着手。ただ研究申請では選考落ちしたので、研究資金の確保が当面の課題という。なお、お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。写真QRコードはRSN携帯サイト。