PCSA 健全化推進に関しPCSA声明を再喚起

一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会(金本朝樹代表理事)は2月19日、都内千代田区のアルカディア市ヶ谷おいて、第14期第3回臨時社員総会ならびに第55回公開経営勉強会を開催した。

冒頭あいさつに立った金本代表理事は、2月10日に日工組より最初の撤去リストが発表となった件について触れた。「撤去回収をいつまでに実施するのか」「メーカー側はどのような協力をホール側にするのか」という課題がある。社会的不適合機(1996〜)、4号機撤去(2004年〜)、ファン離れがその都度起こった。そのため「今回の撤去回収によるファン離れをどう食い止めることができるかが、最大の課題」と述べた。「多種多様な機械の実現には法改正の必要性」「適正な遊技環境の整備」「現状メーカー協力が今は見えないので、負担軽減の早急な協議の必要性」など課題に触れ、撤去回収がスムースに進むよう、連携努力していくことを強調した。

PCSAは、第1号議案において「遊技産業における健全化推進に関するPCSA声明」(1月26日14団体声明文)を報告。「平成27年8月10日に発表したPCSA声明(高射幸性の遊技機に依拠した営業からの脱却)に沿って、パチンコを時間消費型娯楽という本来の姿に回帰させ、国民大衆に娯楽と憩いの場を与えられるように努力」「平成27年12月25日に発表したぱちんこ遊技機の撤去回収等に関する声明を遵守し、お客様がより安心して遊技できる環境の整備を積極的に推進」を再度確認した。