千葉県パチンコ・パチスロ店協同組合(星山聖達理事長)は10月29日、千葉県ヤクルト販売(株)(赤田玄朗社長)と共同で、児童養護施設や乳児院などで暮らす子どもたちに役立ててもらうため、千葉県児童福祉施設協議会(本間敏子会長)へ100万を寄付した。
同組合では様々な地域社会貢献事業を展開しており、その中の一つとして、これまで県内の福祉団体への福祉車両の寄贈を行ってきたが、昨年から、昨今、次世代を担う子どもを取り巻く環境が悪化してきている状況を鑑みて、千葉ヤクルトと協議を重ね、千葉県児童福祉施設協議会に寄付金を寄贈し活用してもらうこととした。
寄付金の原資は、組合店舗がこの事業に賛同し、「福祉ヤクルトキャンペーン」期間中にヤクルト賞品を購入した売上の一部が福祉拠出金として千葉ヤクルトから拠出され、これに同組合からの拠出金を合算したものとなっている。
贈呈式は千葉県ヤクルト販売(株)本社の会議室で行われ、星山理事長は、「未来を担う子どもたちの支援に役立てば」、赤田社長は、「子どもたちの健やかな成長に貢献でき、とても光栄」とそれぞれあいさつ。目録を受け取った同協議会の馬場敏事務局長は、「子どもたちの成長と養育のため有意義に使用する」と謝意を述べ、星山理事長と赤田社長に感謝状を手渡した。
なお、寄付金は県内8つの団体に届けられ、掃除機などの家電や玩具の購入などに充てられたという。

