【動画あり】関西遊商 南三陸でボランティア作業実施

関西遊技機商業協同組合(和久田守彦理事長)は3月24日・25日の2日間、宮城県南三陸町において、瓦礫撤去のボランティア作業を実施した。

ボランティア作業を実施したのは同組合のリサイクル・環境委員会を中心として綛田騰団長以下、25名の組合員らが参加。和久田理事長も参加した。前日からの降雪により10センチ程度の積雪の中、初日に南三陸町ボランティアセンターから割り当てられた作業は奇しくもパチンコホールの瓦礫撤去。個人またはグループで参加したボランティア約20名と共に作業を開始した。店内には津波によって堆積した汚泥や様々な物品が大量に堆積。これらを人力で地道に掻き出す作業、掻き出したモノを分別しながら集積地へ移動、遊技機や関連設備の撤去などで、参加者は頭から湯気が出る程の作業量をこなした。

撤去作業しているパチンコホールに隣接した所には警察官舎があり、その屋上には未だに津波で流された乗用車が乗ったままになっている。2日目には個人宅の敷地内の瓦礫と堆積汚泥の撤去作業を行った。震災から1年が経過しても、南三陸町は復興が進まず、ボランティアの人数も減少傾向にあり、復興にはまだまだ時間がかかる。和久田理事長は、実際に現場に入って、惨状を目の当たりにし、尚且つ復興作業が進んでいない事に驚いた。関西遊技機商業協同組合として、出来るだけの支援を行っていきたい。年内に数回、ボランティアチームを派遣したいと述べた。