警察庁 パチスロ三年間で三分の一消え、比率三割

警察庁生活安全局保安課は、23日までに「平成21年中における風俗関係事犯等について」を公表。平成21年12月末までの営業所数は、1万2652店と-285店。その内、パチンコ店は-78店の1万1722店。パチスロ専門店は-207店の930店だった。

パチンコ機は312万9937台(+5万3516台) 、パチスロ機133万6880台(-11万1893台)。遊技機総数は446万7092台(-5万8423台)。1店舗平均は、353.1台(+3.3)と店舗の大型化とパチンコ比率(7割)が増加。パチスロは、ピーク時(平成18年)から66万6602台の減。3年間で実に三分の一が市場から消えた。平均設置比もピーク時4割強から3割を切った。

取締状況における主要検挙事例として「ぱちんこ店による回胴式遊技機の不正改造事件」「ぱちんこ店によるぱちんこ遊技機のハンドル固定事件」を特記。風営関連全体での行政処分数は9398件と増加傾向。「取消し・廃止命令等」「停止命令等」は減少したが、「指示処分」(8589件)のみ589件増えた。