東京遊協 東京都「心のバリアフリー」サポート企業への協力要請

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は1月26日、東京・市ヶ谷の遊技会館において、1月定例理事会をオンライン併用して開催。全79名中57名出席(会場出席35名、リモート出席22名)が出席した。

冒頭、阿部理事長は、「21世紀会が(1月25日)開催されて、業界の諸問題について色々討議され、決議がされています。業界が一丸となる事について皆さんのご理解がいただけている、今こそ業界がしっかり動いていけるときだと思っています。今年も皆さんのご協力をいただきながら進んでいきたいと思っていますので、ぜひともよろしくお願いいたします」と、総親和を呼びかけた。

決議事項において、東京都は1月19日、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置を1月21日から2月13日24時まで実施する事から、組合としてネオン消灯、広告宣伝の自粛、感染防止対策の再徹底など自主規制の実施を決議した。顧問の委嘱については、顧問だった鴨下一郎氏が衆議院議員を引退した事から、自民党「時代に適した風営法を求める議員連盟」事務局長・小倉まさのぶ衆議院議員(東京23区)に顧問を委嘱する決議をした。

東京都福祉のまちづくり協議会からの協力依頼については、東京都福祉保健局生活福祉部から福祉のまちづくり担当の田中課長らが出席。東京都が進める「心のバリアフリー」による福祉のまちづくりを推進しており、そのサポート企業として協力して欲しいと説明した。また、計画的撤去により提出されていた「新旧遊技機設置比率明細書の取扱い」については、旧規則機の撤去が完了した店舗は、明細書の提出は不用となった事を報告した。

【議決事項】
①まん延防止等重点措置の発令について(決議)
②顧問の委嘱について(小倉まさのぶ衆議院議員に委嘱)
【報告事項】
①東京都福祉のまちづくり協議会からの協力依頼について
②令和2事務年度における法人税の調査事績について(パチンコは各項とも順位外)
③確定申告に関する広報依頼について(ポスター・動画等による広報協力)
④単位組合の加入金について(組合規約制定について整備のため現状把握、ガイドラインに沿った対応を要請)
⑤2021年「依存対策実施状況調査」結果について(東京遊協は81.8%)
⑥遊技機リサイクルシステムの進捗状況について
⑦「2020年度分ホールにおける電気使用量等調査」の集計結果について
⑧ホール従業員の騒音障害防止対策について
⑨貯玉補償基金「貯玉補償上限の引き下げについて(要請)」について(12月6日付、遊技客に不信、不安につながる事がないよう、可能な限り検討の回答内容)
⑩都遊協ファン感謝デーの実施について(そごう・西武により第34回の企画紹介)
⑪アイキューソフィアからの提案について(レンタルバッテリーステーションの紹介)
⑫共同購買及び団体保険事業の実績中間報告について
⑬遊技機の計画的撤去及び廃棄台の適正処理について(計画的撤去は東京82.7%・12月末)
⑭遊技機の音量上限引き下げについての要望に対する日工組及び日電協からの回答について(12月13日付回答書)
⑮「組合まつりin TOKYO」の開催(12月2日、3日リアル展示会)結果について
⑯東京都パチンコボランティア基金によるワンデーポート入所助成者の親御さんからの御礼メールについて
⑰その他/全日遊連理事会(1月21日開催)における警察庁保安課長の講話について