森創 業界初の試みとなるパチンコホールでがん検査実施

(株)森創(本社/愛知県北名古屋市)は4月29日・30日の両日、業界初の試みとなるパチンコホールにおけるがん検査を実施。検査は栄にある(株)京楽のサンシャイン栄と、北区にある(株)善都のZENT名古屋北店で実施され、事前予約分は260名を突破。検査会場となったホールではたまたま通りがかり、検査を知って参加するなどした人も多数いた。

がん検査キット「N-NOSE(エヌノーズ)」は、線虫を使用したがんの一次スクリーニング検査を行うもので、(株)HIROTSUバイオサイエンスが実施している。検査は自分の尿を検査容器に入れるだけという簡単で身体の負担や痛みなども全くない。

会場の一つである中区栄にあるサンシャイン栄には朝から予約者が集り、受付と検査用の尿の採取方法の説明を受けた後、ホール内のトイレに行って採取し、検体をスタッフに渡して終了。胃がんや乳がん、膵がん、子宮がんなど15種類のがん検査が可能で、結果は4〜6週間で判明し、それぞれ書面で郵送される。

今回のパチンコ店がんリスク判定検査トライアルについて開催を企画した(株)森創の萬道取締役は、「誰でも気軽にがん検査を受けられる環境作りをパチンコホールが提供する事により、パチンコ業界の社会貢献活動の推進と業界のイメージアップに繋がれば」と語り、また、これらの趣旨に賛同頂いて、日本遊技関連事業協会の中部支部も後援頂ける事となり、各メーカー様からも協賛頂きましたと語った。このトライアルの結果を見て、今後は開催ホールや開催日を増やして開催し、更に全国規模で展開していければとした。