東京 P-WORLDでの違法広告・宣伝についても言及

東京都遊技業協同組合(原田實理事長)は1月24日、定例理事会を開催。その中、1月20日に全日遊連理事会での加藤保安課長の講話について報告。特に広告宣伝規制について踏み込んだ。「残念ながら、事実の告知を悪用し、特定の機種を取材するライターの来店イベントや混雑予想日という形での従来の出玉イベントを告知してみたり、また、総付景品等の配布に殊更(ことさら)脱法的な意味を持たせるようにしてみたりして、いまだに脱法的な表現方法を探ろうとする動きがあり、業界の健全化が道半ばであると言わざるを得ません。」という指摘表現を今一度厳粛に受け止めた。

引き続いて、健全化センターからの活動状況の報告でも「違法広告・宣伝の禁止」に関連する説明報告があった。「ホームページなのですが、特にピーワールドについて、行政は内容のチェックをおこなっています。昨年の事例になりますが、ある店舗になりますが、イベントの一環として(著しく射幸心をそそるおそれのあるような)景品を提供していた事案があります。その実例として、玉20個でラーメンつめ放題というものだった。これは、明らかに条例違反」と、不特定多数に情報を垂れ流す場での安易な脱法広告・宣伝の行為について歯止めを求め、許可営業者としての自覚を再喚起した。

同ホームページの管理体制を問うものではないだろうが、そうした制約管理のないホームページでの安易な情報告知のあり方が問われている状況にまでなっていることがうかがわれる。

写真は、全11ページにわたる講話内容について説明した