日遊協 総会を前に定例理事会を開催

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は5月18日、本部会議室において定例理事会を開催。その後の記者会見(WEBのみ)では、西村会長、御手洗伸太郎専務理事、浜田昭文常務理事らが臨んだ。

冒頭、西村会長は、「6月には総会を控えている中での本日の理事会は無事終了いたしまして、理事会に先駆けて加盟団体の皆様にお集まりをいただいて、加盟団体会議というのも開催をさせていただいて無事終了しております。その中で、今春から日工組の「KIBUN PACHI-PACHI委員会」が始まって、全国テレビコマーシャルも始まっています。また、去年11月に発売されたスマスロ、そして今春のスマパチは、業界にとっては非常にいい雰囲気で、明るい兆候・雰囲気になってきていて、気分が高まっています。一部、まだスマパチは期待通りではなかったなという声もあるかもしれませんが、これからの第2、第3弾に向けて明るく、期待を持っていきたい。我々の業界は引き続き、細かな問題等含めたくさんありますが、時代の流れに乗って、デジタル化やキャッシュレスなど、一つひとつ他団体の皆様と一緒に相談しながら前に進めていきたい。また、今後、日遊協が果たしていかなければいけない課題もたくさんありますので、理事の皆様方と相談しながら進めていきたいと思っている」と挨拶した。

【主な質疑】
■広告宣伝検討会について/まだ最終的に決まったものはないが、現在ガイドラインの改定というものを考えている。現状まだ事例も少ないので、非常に分かりにくいところもあるので、ちょっと改正をしようと、4団体で今話し合いをしている。ただ、ガイドラインについては、どんなものを盛り込むのかも含めて、実は質問が各ホールさんから、特に全日遊連さん宛てにこれできるのかできないのかって、かなり質問が来ている。それに対してやっぱり答えていかなければならないということで、今4団体の実務者でその回答案を詰めており、どう回答するのかや、合意が取れたものについてQ&Aという形で出したいということで、今方向としては決まっている。ただQ&Aの中身については、まだ議論が詰まっておらず、我々の今のスケジュールとしては、今月中にできればこのQ&Aの第1弾を出したいということで、最終的に急いで詰めを行っているところ。もしかすると6月にずれるかもしれないが、今の段階ではQ&Aをまず至急作りたいということでやっており、その後にガイドライン等の改定をしたということで、作業スケジュール的にはそういう組み方をしている。ちょっと具体的な中身はこれですよというところまで今は審議中なので今作業を進めているところ。質問は40ぐらいにまとめている段階。
■経営者会議について/同会議は、2013年8月から次世代経営者会議として、業界の若手経営者・幹部を対象に、組織活動を通じ会員間の結束と組織基盤の強化を目的として、開催を続けてきた。若手経営者の親睦と勉強会であり、業界の諸問題について共有している。
■日遊協本部の移転について/8月中に移転の予定。築地の地下鉄の上のビルを予定している。

【承認案件】
①新入会員の承認に関する件
②令和5年度事業報告書及び決算報告書に関する件
③令和年度収支予算書(案)に関する件
【報告案件】
①支部活性化会議の審議状況について(自己申告・家族申告プログラムの推進状況)
②広告宣伝検討会の審議状況について(広告宣伝に関する情報提供システムの運用状況について)
③経営者会議の開催結果について

一般社団法人 日本遊技関連事業協会