日遊協北海道 支部総会開催

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)北海道支部(美山正広支部長)は9月15日、札幌市内のホテルオークラ札幌において、北海道支部総会並びに秋期セミナーを開催。本部役員並びに業界関連団体などから役員らが参加した。

挨拶に立った美山支部長は、「支部長に就任して1年が経過したが、この1年は今までに経験した事のない営業面での逆風が吹いた。12月末の第3次回収撤去において、世間から業界の真を問われる。業界は一丸となって約束を果たさなければ、業界が社会から離反されていく」と語った。続いて立った庄司会長は、「業界のそれぞれの視点で様々な要望が出てきているが、入口論から出口論にしていかないと先に進めない。遊技くぎの問題もどう着地させていくか、きちんと営業活動出来るようにしていかないとならない。ガバナンスが効く業界にしていかねばならない」とした。

行政講話に立った北海道警察本部生活安全部の伊藤保安課長は、遊技くぎ問題・のめり込み問題・賞品買取・広告宣伝の4つについて訓示。中でも改正風適法でショーの項目は削除されたが、無制限に行っていいという事ではなく、目に余るモノであれば、著しく射幸心をそそる恐れがあるとして取締りの対象となると語った。

セミナーでは北海道でコンビニチェーン店を展開し、北海道の人口カバー率99.8%、道内における顧客満足度1位を達成しているコンビニ「セイコーマート」グループ社長である(株)セコマ丸谷智保氏が、地域の資源を生かす経営というテーマで講演を行った。