日遊協 ファンアンケート調査2021発表

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は3月17日、「2021年度パチンコ・パチスロファンアンケート調査(ホール来店客調査)」の概要を広報調査委員会の佐藤聖子副委員長(写真)が発表した。

この調査は、2007年から毎年実施しているもので、今回の調査では、昨年11月16日〜12月10日まで、全国の会員ホール、九遊連青年部ホールなど13社・141店舗で調査を実施。なお、コロナ禍という事から、店舗の備え付け端末、来店者のスマホを通したウェブによる調査となった。1店舗20人当たりの調査により2546人の回答を集計・分析した。

●パチンコ・パチスロに対する意識と実態
①1日あたりの遊技時間(前年並)「遊技時間をいつも(毎回)決めている」人は全体の3割。1日あたりの平均時間は、平日で「3〜5時間未満」、休日で「5時間以上」が多い。
②1日あたりの利用金額(前年並)「1万〜3万円」(39.8%)。使う金額をいつも(毎回)把握している人は68.8%。
③ホールへ行く頻度(前年並)「変わらない」6割、増えた理由では、「時間の余裕や遊びたい台が増えた」等。減った理由は、「勝てなくなった」が上位。コロナ感染リスクへの懸念は低下。
④「パチンコ・パチスロ継続意向」(前年並)「継続意向あり」は57.9%。男女共に年代が高い層程継続意向は高い傾向。続けたい理由「店員の対応、態度がよいから」等上位。「機種が面白いから」の値が上昇。
⑤「将来パチンコ店にあったら便利だと思う施設・サービス」(前年並)「キャッシュレスで遊技できるシステム」の値が最も高い。
⑥「パチンコ・パチスロ依存問題に対する広告認知状況」(前年並)「RSNの相談窓口ポスター(ステッカー含む)」「18歳未満立入禁止」の認知度は6割。
⑦「遊技機の飾り評価」(新規設問)「データランプを見るときに邪魔」「ゲーム性の面白さが問題なので、飾りは関係ない」が約半数。「よく目につくので遊技したいと思った」「飾りが大きい方が遊技機の世界観を感じられる」は1〜2割。
⑧「音量調整・光量調整機能搭載遊技機の利用状況」」(新規設問)「知っていて使っている(全体)」人は74.0%。