北海道4団体 健全営業推進セミナー2016開催

札幌方面遊技事業協同組合(合田康広理事長)・札幌遊技業協同組合(朴耕成理事長)・札幌遊技業支配人会(白勢学会長)・一般社団法人 日本遊技関連事業協会北海道支部(美山正広支部長)は10月6日、札幌市の札幌コンベンションセンターにおいて、健全営業推進セミナー2016を開催した。

午前の管理者向け研修会において、石田勇治次席(警視・北海道警察本部・生活案全部保安課)は「ぱちんこ営業における健全営業の推進について」講話。石田担当官は冒頭、風営法について、ぱちんこ営業の許可、設置する遊技機の法的な位置付けについて再確認した。その中、健全化に向けて(1)のめり込み問題対策(RSN等支援、幼児の車内放置事案の防止等)  (2)賞品買取事犯の絶無について(摘発9店舗あり北海道が一番多かった) (3)遊技くぎの問題(日工組より138種74万台が発表され、各店舗では撤去に取り組んでいる)。「撤去対象機をそのまま設置することは風適法上、けっして許されるものではない」と述べ、日工組と連携して、新流通制度に則った適正な取扱いを要請。(4)広告宣伝等の健全化の徹底について(イベント等、一部の営業所が散見される。過度な射幸性を抑制、営業の健全化を推進するためには、まずは広告宣伝の適正化は非常に重要)。そして6月23日に風営法施行条例が改正となった。「営業所でショウの類をし、又はさせないことが削除されたからといって、無制限に認められるものではない。根本には射幸心をあおるおそれのある内容は認めることはできない。厳正に対処していきたい」と述べ、遵法営業を呼びかけた。

午後からは、ぱちんこ情熱リーグ「今、私たちにできること〜ヒトの力で集客できるのか〜」ぱちんこ情熱リーグ店舗代表者6名によるパネルディスカッション、「管理者のホールセキュリティ」「ゴト犯罪に負けない札幌共同戦線2016」の講師に高石隆一氏(ジャパン・セキュリティ・サービス)など、ホール支援セミナーを開催した。

同時開催の展示スペースでは道内外より39社・団体が出展。パチンコ、パチスロ遊技機から周辺機器、サービス、社会貢献など様々な展示で終日賑わった。

800名余の来場者で賑わった展示コーナー

石田次席