全商協 子ども虐待防止オレンジリボン運動「公式ポスターコンテスト2019」表彰式で全商協賞を授与

全国遊技機商業協同組合連合会(林和宏会長)で協賛している認定特定非営利活動法人児童虐待防止全国ネットワークは6月30日、東京・文京区シビックセンター・スカイホールで「子ども虐待防止オレンジリボン運動公式ポスターコンテスト2019」の表彰式を開催した。

協賛は今回で3回目となり、ポスターコンテストには全体で378点が応募。内訳は一般参加作品322点、ユース作品(中学生以下)56点あった。4月に選考会を行い、さらに主旨に賛同した自治体、団体、企業が厳正な審査を行って13作品が決定した。

受賞式では全商協賞として、社会貢献委員の根岸委員(東日本遊商副理事長兼社会貢献委員長)より、受賞した熊谷圭悟氏に表彰盾、記念品を授与した。「全商協はパチンコ機を販売している会社の協同組合です。今回選定した作品は、『ぼくをたすけてください』と書かれた文字が、非常にインパクトを受け、虐待を受けている子供たちの逼迫している状況が受取れる作品と感じました。この作品を全国にある約880社の組合員へ配布し、活動への協力を行って、児童虐待が少しでも無くなるように願っております」との林会長からのメッセージを根岸委員が代読した。

受賞した熊谷氏からは、「本当の言葉に目を背けてしまうこの社会に対して、挑戦的な言葉で表現した作品が受け入れてもらえた事に感謝いたします。このポスターをきっかけにして救われる親子が増えてくれれば、ありがたいです」とのコメントがあった。なお、この熊谷氏の作品は、オレンジリボン運動のサポーターが行った投票の中で、約1万8000票を獲得し第一位となり、『オレンジリボンサポーター賞』のダブル受賞となった。

表彰式は、最後に受賞者と授与者全員での写真撮影が行われ、終了しました。