中国遊商 岡山県防犯協会に「防犯対策電話録音機」を贈呈

全商協所属の中国遊技機商業協同組合(山本基庚理事長)は12月23日、固定電話による高齢者を狙った特殊詐欺被害防止に非常に有効である「防犯対策電話録音機」80台を公益社団法人岡山県防犯協会(友實武則理事長)に贈呈した。

この電話録音機は既存の電話機に付属の電話線をつなげるだけで簡単取付けができ、電話がかかると相手側に警告メッセージが流れ、自動で通話音声を録音する仕組み。録音時間は60分までで、録音件数は30件まで録音できるもので、今後、県内各地区防犯連合会を通じて特殊詐欺被害に遭いやすい高齢者の皆様を中心に配られる予定となっている。なお、岡山県警察本部生活安全企画課によると、県内で2022年に確認された特殊詐欺の被害件数は2022年11月末現在141件(前年同期比33件増)、被害額は約2億8300万円(前年同期比約1800万円増)とのこと。

贈呈式は、岡山県警察本部において小川実生活安全部長並びに岩本幸一生活安全企画課長の出席のもと行われ、山本理事長から岡山県防犯協会の島村裕史専務理事に目録を手渡した。山本理事長は、「この電話録音機がお年寄りの特殊詐欺被害防止の一助になれば幸いです」と述べ、島村専務理事からは、「大変有り難い。今後、被害防止のために有効活用させて頂く」との感謝の辞を述べた。最後に小川生活安全部長から贈呈に対する謝辞を述べた後、生活安全企画課の小池昌広補佐から防犯機器機能等の説明を受け贈呈式が終了した。

中国遊技機商業協同組合(中国遊商)