メダル工業会 補給器具出荷数前年比約2倍に回復

一般社団法人遊技場メダル自動補給工業会(大泉政治理事長)は、11月12日に都内港区の新橋第一ホテルにおいて第21回通常総会を開催した。

大泉理事長(オーイズミ)は、「我が工業会は20周年を迎えた。良い時期もあったが、規則改正に伴う5号機への移行に伴い、パチスロ業界が大きく縮小し、昨年、一昨年と大きな赤字を計上、非常に頭を悩ました。結果、20周年記念式典等も行わないこととした。しかし今期は補給器具の出荷量は前年度比で倍増。若干だが黒字化することができた。
メダル工業会の成長はパチスロと一心同体。パチスロの稼動上昇に伴い、少しづつ設置台数も増えている。ただ全盛期と比べるとまだまだ。今後全盛期のような時代がくるかどうかわからないが、5号機パチスロ安定が我々のメダル工業会の安定に繋がる」と挨拶。

事業報告によると、メダル補給器具出荷量は9万8550個で昨年比で約2倍と回復。パチスロの回復をここでも裏付ける形となった。来期は12万1500個の出荷と予測した。

なお任期満了に伴う役員改選では大泉理事長が再選。9期18年目に突入した。