マルハン インターンシップ「DISCOVER」選考会(大阪)

(株)マルハン(本社/京都・東京)は12月17日、大阪市中央区のマルハンなんば本館において、宿泊型インターンシップ「DISCOVER」の選考会を開催した。既報のとおり東京・大阪の2会場で行われた本選考会は、前日(16日)の東京会場に引き続き、今回の大阪会場では2チームが優勝を争った。

選考会は学生が人材開発部の採用業務に携わる(仮想)社員として、その立場から学生に向かって同社の紹介(プレゼンテーション)をするという内容。普段情報を受ける側から一転した立場として企業を見つめることで、より深い理解を促す目論見だ。プレゼンテーションに先立ち、2209人のエントリーから選ばれた84名の学生はチーム毎に分かれ、3泊4日の宿泊会を開催。業界の現状や同社の成績、経営理念等を学び理解を深めた。

大阪でプレゼンテーションを行った2チームは、地域柄なのか、どちらも“笑い”を取り入れたプレゼンテーションを行い会場を沸かせた。プレゼンテーションの中で韓裕社長へ積極的に質問する姿が見られたほか、【業界を変える】という志に共感し涙を流すシーンも見られた。

両チームのプレゼンテーションの後、表彰式が行われた。冒頭、壇上に上がった韓社長は、同社について勉強し理解を深め、そして感動するプレゼンテーションを行った学生達に謝辞を述べ、「企業の寿命は年々短くなっています。皆様には道なき道を切り開く開拓者としての人生を選択して頂きたい。マルハンはあと数年で60周年を迎えます。そして、その後の70年、80年、100年先の未来を是非皆様の手で輝かせて欲しい」と語った。

優勝チームは『Grow Up With あみ』。メンバーの一人は趣味を聞かれたときに、パチンコが好きだという事を伏せなければ、世間から良い目で見られないという悩みを打ち明けた。そして、【業界を変える】という理念のもと、胸を張ってパチンコが好きだといえる世の中にしていきたいと抱負を語り、その為にマルハンが行っている取り組みなどを紹介。その一つひとつに共感しながら、「マルハンは、マルハンで働くというその事を誇りに思える会社」だと総括した。その想いの強さや本気の度合い、そしてチームとしての一体感が評価され、優勝へ繋がった。