セガサミー野球部 日本選手権で初勝利

セガサミー野球部(東京都)は11月3日、都市対抗と並んで社会人野球の最高峰とされる「第40回社会人野球日本選手権大会」(主管/日本野球連盟近畿地区連盟)に出場。大阪市大正区の京セラドーム大阪において、大会3日目1回戦で三菱重工神戸と戦った。セガサミーの出場は今年で3回目となり、初戦敗退を喫した前回(昨年)の屈辱をはらすべく、選手・応援団ともに一致団結し試合に臨んでいた。

先発・横田投手は3回まで相手打線をノーヒットに抑える見事なピッチングを披露した。試合が動いたのは4回表。セガサミーが先制点を入れ観客席が盛り上がりを見せる中、その裏、相手にすぐ逆転を許し1対2の形勢不利な状況に追い込まれる。その後、6回裏に再び追加点を与え、2点のビハインド。河原投手・上津原投手の継投策で追加点を許さず迎えた終盤8回表、セガサミーの攻撃を迎える。エラーと四球により2アウト1・2塁の状況の中、佐藤捕手の左中間2塁打で同点に追いつき、そのまま延長戦に突入。そして今大会初のタイブレーク(延長12回より一死満塁の状態で開始)の延長12回。江藤選手の右中間2塁打、川端選手のセンターオーバー3塁打の2連続長打で4点を奪取しその裏、相手の反撃を3点に抑え、大会初勝利を収めた。次の2回戦は8日第1試合に予定されている。