【総会】長野遊協 平林理事長を再選

長野県遊技業協同組合(平林憲男理事長)は5月26日、長野市のホテル国際21において、令和5年長野県遊協総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、平林理事長を三選した。

まず始めに、中澤興弥副理事長が4年振りとなる総会運営ができることを祝した。また、総会に先立ち、組合員功労者2名を表彰した。平林理事長は、25日に県内で凄惨な発砲事件が発生したことに触れ、亡くなった被害者・殉職者に哀悼の意を捧げ、4年振りとなる総会が正常開催できたことに謝意を述べた。

総会では、阿部守一長野県知事、佐藤孔一会長(全関東遊連)、齋藤航暴力団排除推進室長(長野県警察本部刑事部組織犯罪対策課)、市川安秀管理官・許可事務局担当室長(生活安全部生活安全企画課)、林良太課長補佐(同許可事務担当局)等、来賓を招いた。阿部知事は、長野県総合5カ年計画「しあわせ信州創造プラン3.0~大変革への挑戦『ゆたかな社会』を実現するために~」の推進に理解と協力を呼びかけた。市川管理官は、小山巌本部長のメッセージを代読。ぱちんこ営業の健全化、広告宣伝(関連する依存問題対策)の適正化を要請した。佐藤会長は、世界の紛争等で諸物価高騰の中、業界もまた転換期を迎えている。業界全体が一枚岩となり、一致団結、原点回帰して、あらゆる知恵を結集し、新たな業界を作り上げていく時と呼びかけた。

議事に際しては、安田英真理事、山田尚人理事、土屋裕志理事の議長団を選出。6議案を上程し、原案通り承認可決した。組合員の現勢は、組合員44名、組合員店舗数113店舗(前年比10店舗減)、遊技機台数5万2683台(前年比3032台減)であり、5年間で40店舗の減少となった。

林課長補佐の「遵法営業を推進する上で留意すべき点」では、広告宣伝についてその自主規制の趣旨を細かく(SNS等の取扱いなど勝手な判断をしないよう)理解を促した。その他、申請手続きでは、うっかりミスの絶無を要請。続き、宮崎幸英課長補佐(長野県警察本部刑事部組織犯罪対策課暴力団排除推進室)から、暴力団暴力団情勢について講話した。

祝賀会では、再選となった平林理事長が身近で手軽な大衆娯楽の維持継続の意志を込め挨拶。乾杯の音頭を星野謙副理事長(全日遊連・山梨遊協理事長)が担当した。

【新役員】(敬称略)
理事長/平林憲男
副理事長/中澤興弥、江本日東、呉本成弘、矢崎真治
会計理事/久保田純朗
専務理事/井出孝男
監事/東英子、岩崎宏昭

長野県遊技業協同組合