【総会】東遊商 中村昌勇理事長を8選

東日本遊技機商業協同組合(中村昌勇理事長)は5月10日、ホテル日航東京お台場において、第62回通常総会を開催(273社中238社出席・委任状等含む)。任期満了に伴う役員改選では、中村理事長を8選した。

冒頭、中村理事長はコロナ禍から少しずつ日常が戻りつつあるとしながらも、世界各地での紛争が勃発しており、グローバル化した中での経済は物価の高騰など厳しいやりくりが続いているとし、「遊技業界、今はどん底かもしれませんが、辛抱してこの難局を乗り越えていかなければならない」と強調した。また、スマート遊技機の登場する中、新規ファンならびにファンが戻ってきてくれるよう、メーカー団体による広告宣伝が行われているところから、そのPRポスターの活用を呼びかけ、「活気ある遊技業界を取り戻すべく、一丸となり協力し、寄与していきたい」と呼びかけた。さらに、中古機流通事業においては、点検確認のスキルの向上、アウトサイダーや設置専門業者との差別化、組合員そして取扱主任者が責任と誇りを持ち、プロフェッショナルな取扱ができるよう専門教育機関を通して知識の取得、労働環境の改善等、東遊商としてさらに事業まい進していかなければならないと組合意義を示し協力を呼びかけた。

上程議案は、原案通り承認。総会終了後、第1回定例理事会を開催し、役員改選で中村理事長を再選し、委員会人事を決定した。

総会後の懇親会の冒頭、中村理事長は、「私たち販社の役割が問われています。ホール様の役に立てるよう見守っていただきたい」と、関東都県の遊協からの来賓に呼びかけた。4年振りの来賓を招いた宴となり、代表して阿部恭久理事長(全日遊連&東京遊協)は、中古機流通を通したメーカーとホールの架け橋となり、業界の連携強化に協力いただいていると謝意を述べ、「今は業界全体の利益を優先し、少しでも多くのファンの皆さまが遊びに来ていただき、楽しんでいただけるような環境を整えることに、今後もご協力ご尽力を賜りたい」と述べた。続き、井上幸彦代表理事(一般社団法人遊技機取扱技能研修センター・日本盲導犬協会)の乾杯発声により、懇親を深めた。

東日本遊技機商業協同組合(東遊商)