【総会】富山遊協 永森理事長が3選

富山県遊技業協同組合(永森豊隆理事長)は5月26日、富山市内のホテルグランテラス富山において、令和2年度通常総会を開催。「任期満了に伴う役員選出」では、永森理事長以下執行部を再選した。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、パチンコなどの遊興・遊技施設など4月23日から5月6日(最終5月14日)まで休業した富山県下。営業再開間もない中、新たな生活様式を踏まえ、総会は必要最小限の組合員23名の参加(出席7名、代理9名、書面7名)のもと、間隔をとった着席配置で進めた。またコロナ関連の対応のため行政担当官の出席はかなわなかったと報告した。

冒頭、永森理事長は、未知のコロナウイルスによって防止対応含めて様々な影響があり、休業要請期間はパチンコ業について再認識する時期であったとした。そして今後も見えない敵との戦いが続いていくが、パチンコが多くの県民、従事者、関係者によって支えられていることを肝に銘じたいと述べた。「組合は、小さな社会の輪を少しでも育み、大きくさせていけるよう機能させなければなりません。組合員の皆さん、仕事に誇りを持ち、堂々と営業して欲しい。組合員はお客様のため、組合は組合員のために活動していきたい」と訴えた。そして感染予防の取り組みの一環として、預かり金の一部の返還を議題(第7号議案)とし、「ささやかですが、飛沫防止する台間のシールド設置等に役立てて欲しい」と説明した。

議事では、9議案を上程し原案通り承認した。加盟店舗数は前年比2店舗減少の68店舗、遊技機設置台数は、前年比422台減少の3万6443台の状況。厳しい経営環境にあるところから、賦課金については、3カ月分免除を承認した。