全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長)は6月24日、東京都内のホテルニューオータニにおいて、第35回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選において阿部理事長7選が決定した。
総会成立報告では組合員総数47会員中本人出席46会員で総会成立。感謝状贈呈では、長期にわたって府県理事長職を全うした井上前理事長(山形県)、白川前理事長(京都)の他、全日遊連の諸活動に功労があり、業界の発展に貢献、この度退任した人たち21名(欠席者含む)に対し、阿部理事長から感謝状が贈呈された。
挨拶に立った阿部理事長は、「『レジャー白書2025』によりますと、パチンコ・パチスロの参加人口は690万人となり、前年から30万人増加いたしました。参加率や参加希望率にも改善が見られ、市場規模につきましても、スマートパチスロが市場をけん引したことなどにより16.2兆円となり、2年連続で前年を上回る結果となりました。これは、業界全体にとって明るい材料の一つであると受け止めております。その一方で、パチンコ市場は依然として厳しい状況が続いております。業界が持続的な発展を遂げていくためには、パチンコとパチスロの双方がバランスよく成長していくことが不可欠であります。また、小規模店舗の減少や大手企業への集約など業界構造の変化が進む中、若年層への訴求や新たなファン層の獲得といった中長期的な課題にも、引き続き着実に取り組んでいかなければなりません。私たちホール営業者は、お客様あっての大衆娯楽であるという原点に立ち返り、パチンコ・パチスロ本来の魅力を改めて見つめ直すとともに、社会に開かれた健全な産業として、多くの方々に認知と理解を深めていただけるような取組を進めていかなければなりません。こうした取組を業界全体で推進していくため、全日遊連が掲げたパーパス『遊びの力で 心を元気に。』は、本日で制定から丸2年を迎えました。この2年間、関係団体やメーカーの皆様と連携しながら、業界の存在意義を社会に発信し、理解と共感を広げるための様々な取組みを進めることができたのではないかと考えております。また、昨年5月には第1回となる春のパチパチファン感謝デーを、本年5月には『推しパチ・推しスロの日』のプレテストを実施いたしました。初めての試みということもあり、様々なご意見を頂戴いたしましたが、そうしたご意見も真摯に受け止めながら、大きな混乱もなく実施することができ、貴重な成果と課題を得ることができました。今後も、新たな取組みを積極的に展開するとともに、これまでの取組みについても更なる改善を重ね、休眠ファンの呼び戻しや新規ファンの獲得につなげてまいります。また、『この街にパチンコホールがあってよかった』と地域の皆様に思っていただけるよう、業界のパーパス『遊びの力で 心を元気に。』の実現を目指し、業界一丸となって遊技人口の拡大と業界のさらなる発展に取り組んでまいります」と述べ、関係各位の理解と協力を求めた。
総会に移り、議長団には平川副理事長、平岡副理事長、星山副理事長の3名で編成。第2号議案「2026年度事業計画並びに予算書」承認の件では、①パチンコ・パチスロファンの回復、拡大②パチンコ・パチスロ依存問題への対応③安定したホール経営の推進④広告宣伝及び賞品提供及び貯玉・再プレーシステムへの適切な対応⑤積極的な社会貢献活動⑥行政機関の理解の促進、を基本方針として、11項目の継続的重点推進事項を含む事業計画案が上程され、同収支予算案とともに承認可決された。第6号議案「任期満了に伴う理事及び監事改選の件」では、指名推薦により新任理事9名を含む理事47名、監事3名が決定し、その後開催された第1回理事会において阿部理事長の7選が決定した。
【新役員】(敬称略)
理事長/阿部恭久(東京)
副理事長/平川容志(大阪)、千原行喜(岡山)、平岡聖教(福岡)、星野 謙(山梨)、星山聖達(千葉)、平山龍一(兵庫)、工藤 嘉(岩手)
専務理事/太田裕之(員外)
監事/松田広光(員外)、河本勝弘(大阪)、新井 泉(秋田)
新任理事/井上智之(山形)、飯塚邦晴(静岡)、沖 宗也(岐阜)、徳田照夫(鳥取)、佐藤公治(徳島)、文 基源(香川)、山路大助(愛媛)、山本直紀(高知)、手﨑朋彦(鹿児島)

