佐賀県パチンコ・パチスロ店協同組合(新冨和紀理事長)は5月29日、ロイヤルチェスター佐賀において、「令和8年度通常総会」を開催した。
総会では、全7議案を上程し、原案通り承認した。組合員数(平成8年3月末)は、43店舗と増減なし。遊技機設置台数は2万3869台で前年より15台の増。2022年7月、組合の名称を「パチンコ・パチスロ店」と変更したことは、県民に向け分かりやすく組合社会貢献の取組みなどが着実に浸透しているとした。
第二部において、生活安全企画課の中垣裕樹係長、佐賀県組織犯罪対策課の久保山克志課長補佐が行政講話を行った。中垣係長からは、ぱちんこ営業の適正化について要請した。①法の目的に沿った適正かつ健全な営業②のめり込み・依存症対策③健全化に向けた自主的な取組み④不正防止対策⑤第三者機関等への支援⑥社会貢献活動について⑦その他(変更承認申請に伴う調査に係る取組み、申請等は早めの対応、注意事項等)⑧改正風営適正化法の趣旨、について解説。久保山課長補佐からは、暴力団情勢等について解説した。加えて、特殊詐欺の被害が増大している対応として、特殊詐欺対応アプリを紹介し、活用を促した。
その後、寄付金ならびに認定書授与式において、一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構(宮廻正明代表理事)が、社会に最も必要とされる研究や事業に対して支援しており、2026年度パチンコ・パチスロ依存問題の予防と解決に取組む事業・研究への支援として、「電話相談・相談員養成・自死遺族支援」事業の社会福祉法人佐賀いのちの電話(野田豊秋事務局長)に贈った。野田事務局長は、「1998年から開局して29年になる。すべて皆様からの浄財により運営されており、150名位で24時間対応、年間1万8千件余、一日40件前後の状況です。今後も長く続けられるよう努めますのでよろしくお願いします」と謝意を述べた。寄付金贈呈では、公益財団法人佐賀県防犯協会(牟田清敬会長)、公益財団法人佐賀県暴力追放運動推進センター(牟田清敬理事長)に目録を贈った。
祝賀会において、主催者を代表した新冨理事長は、「行政講話をいただきましたが、特殊詐欺の被害額に驚かされます。私たちパチンコ業界も、推奨アプリの普及に協力していきたい。そこで、高齢の方など操作が難しいかもしれないので、各ホールでもインストールをお助けする活動を実施していく」と「特殊詐欺対策アプリのインストールを当店スタッフがお手伝いします」というチラシを示し、防止対策の協力を述べた。
大井武範管理室長(佐賀県警生活安全企画課許可事務管理室)からも、「特殊詐欺の防止に組合挙げて協力いただけることに感謝しています」と、連携して適正な業務運営に努めたいと挨拶。続き、新山修一社長(愛和)の祝辞、木村茂事業部長(中陽・親和商事)の乾杯の音頭により懇親を深めた。

