関西遊商 10回目の節目を迎える浪速公園清掃

全商協所属の関西遊技機商業協同組合(小西哲也理事長)は11月16日、浪速公園の清掃活動を実施。2015年から開催し、10回目となる清掃活動には、組合員(事務局)55名、地域住民40名の計95名が集った。

浪速公園は遊具やグランド、ジョギングコースなども公園内に設置されている大型の公園だ。関西遊商所属組合員の事業所が多く存在する浪速区元町からすぐの所に立地しており、地域住民だけでなく、多くの市民が利用する憩いの場や、災害時には避難場所として活用されるなど必要不可欠な都市基盤として機能している。

冒頭、社会貢献・環境対策委員会を代表して西川直也委員長が挨拶。浪速公園を綺麗で安心・安全な憩いの場としていく為に地域の方々とともに頑張っていきたいと抱負を述べた。当日は浪速区の榊正文区長も駆けつけ、組合員とともに火箸を持ちながら公園内を清掃した。関西遊商が行う清掃活動や防犯カメラの寄贈などによって浪速公園の環境が向上したことで、この度、大阪市初となる公園内認可保育所の設置が決まったと報告。今後も地域と連携した継続した活動を願うとともに謝辞を述べた。

公園内にはタバコの吸殻や缶や容器などのゴミ、更にはダンボールや飲食店の什器と思われる大型のゴミも散乱している状況。11月中旬とはいえ、まだまだ暖かな日差しが続いた今年の晩秋。気温の上がりきらぬ朝からの清掃活動であったが、公園内の清掃に取り組んだ組合員たちは額に汗を滲ませながら励んでいた。「業界の契機が悪化の一途を辿る中で、組合でも社会貢献活動の見直しなどが行われています。その様な状況下ではありますが、地域清掃を始めとする地域に密着した活動の歩みは止めてはならないと感じています」と小西理事長は語った。