遊運連絡協 セキュリティ研修会を大阪で開催

遊技機運送事業連絡協議会(後藤達人議長)は2月19日、大阪市内の難波御堂筋ホールにおいて第1回「セキュリティ研修会」を開催し、関西を中心に九州や中部地区の各組合員並びに非加盟業者など110名が参加した。

昨年2月に連絡協議会が発足してから今回が第1回目となる連絡協議会主催のセキュリティ研修会の冒頭、後藤議長が立ち、運送事業者の地位向上や遊技機運送を業とする者が、取り扱いに関して間違った認識を持ってないか改めて確認して欲しい。これは会社、社員、家族を守る為にとても重要な事と語った。

講話に移り、日電協健全化・セキュリティワーキンググループの正岡副グループ長が「日電協の流通セキュリティへの取り組み状況について」とのテーマで、日電協のセキュリティ対策などについてレクチャー。お願いとして団体間を横断した健全化の仕組みづくりや運送事業に関わる団体並びに連絡協議会への各種報告を義務化し、情報をよりスムーズに伝達出来るシステムの構築などを挙げた。続いて、日工組の田中事務局次長が「新台の輸送中におけるセキュリティについて」とのテーマでレクチャーを行った。その中で日工組は梱包のセキュリティアップとして袋だけでなく、ラッピングやバンドによる結束などを4月より順次実施する旨報告。更に遊技機運送管理票の運用も開始しており、運送事業者は手順を遵守して欲しいと要請した。