財団大遊協 平成30年度奨学金受給証書交付式開催

公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(高島洋理事長)は4月9日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪において、平成30年度奨学金受給証書交付式を開催した。今年は新規受給者14名、継続受給者16名の計30名(8ヶ国・地域、14大学)を対象に、毎月学部生に5万円、院生には7万円が支給される。財団設立時より開始された本事業は今年で27年目を迎え、これまでの受給者数は今年の新規受給者14名を加えて、実人数386名、延べ846名(25ヶ国・地域、38大学)となる。

高島理事長より新規受給者一人ひとりに受給証書が手渡された後、奨学生に対して、「皆さんは、たくさんの応募の中から、成績優秀で人間的にも立派と選ばれました。今後は当財団の奨学生という誇りを持ち、勉学に励んで下さい」と激励した。そして、「大学や日常生活に取り組み、留学の初期の目的を達成して欲しい。そして、留学生活で得られた貴重な経験と知識を活かし、将来、日本の良き理解者となって日本と本国の真の懸け橋になって頂きたい」と期待した。

来賓祝辞では、在大阪 大韓民国総領事館の梁鎬錫(ヤン・ホソク)領事、播本裕典大阪府国際交流長、奨学生選考委員を代表して大阪遊協の段正峰副理事長が祝辞を述べた。段副理事長は、「皆さん方を拝見すると母国のご両親、ご家族の気持ちがよくわかります。どうか、ご両親、ご家族の期待に応えるために自分自身の夢を実現するため、健康に留意され、勉学に励んで下さい」と祝した。

【平成30年度 奨学生の国・地域別人数】
中国/12名
韓国/5名
マレーシア/4名
ベトナム/3名
インドネシア/2名
トルコ/2名
台湾/1名
米国/1名
計30名(継続受給者含む・国名は順不同)