財団大遊協 「国際交流茶会」 に協力

外国人留学生を対象とした日本文化体験「国際交流茶会」が11月21日、大阪府堺留学生会館オリオン寮にて開催された。

同事業は大阪で学ぶ留学生に日本文化体験の機会を提供する趣旨。留学生支援事業を行う(財)大遊協国際交流・援助・研究協会(山田稔理事長・共催)と、茶道家の集まりである(社)茶道裏千家淡交会大阪西支部なみはや青年部(主催)が企画した事業に対し、(財)大阪府国際交流財団(後援・協力)が有する大学等とのネットワークを活用するとともに、留学生寮集会室と文化ボランティア情報を提供し実施。財団大遊協は運営費用の捻出や、同協会が奨学金支援する留学生達へイベントの参加を呼びかける等の協力を行った。

当日は留学生102人(男性18名・女性84名)が参加。中国、台湾を中心に、インドネシアやエルサルバドルなど、およそ10カ国の学生が集まった。参加者は受付の後、着物の着付けを行い、20人1グループとなって茶道体験を開始。なみはや青年部のスタッフが茶道の歴史や“おもてなしの心”を留学生に説き、作法などを指導した。順番待ちの間などは、別室にて「お手玉」や「ケン玉」「ふくわらい」「折り紙」といった日本独特の遊び体験も実施された。