神奈川遊協 マスク飲食推奨の鏡付きポップ10万個を贈呈

神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)は4月30日、神奈川県庁において「マスク飲食を推奨するための鏡付きポップ」10万個を黒岩祐治知事に贈った。神奈川県では、飲食店のコロナ感染予防対策をより強化する取り組みの一環として、この鏡付きポップを4月1日より効果検証として3000個を準備していたところ、1週間で1万2000件と申し込みが殺到していた。これを受け、県下全体で活用していただきたいとして、神奈川遊協と神奈川福祉事業協会が共同して10万個を制作(1000万円相当)、神奈川県に寄贈したもの。

鏡付きの卓上ポップは、高さ15.6センチ・幅11センチ・奥行6センチのサイズで、「マスク飲食」を推奨するためのツール。ポップには「会話に夢中のあなた マスクしていますか?」というメッセージが書かれており、ポップ(鏡部分)に自分の姿が映る事で、自分あてのメッセージと認識する心理効果を兼ね備えている。

県庁4階の正庁で行われた贈呈式で、黒岩知事は、「ガイドラインをチェックするのは困難、マスク飲食の言葉は浸透したが、まだ飲食での感染が多い。 徹底的に減らしていくため、ありがたく使わせていただく」と謝意を述べた。伊坂理事長は、「ただ置いただけでは目立たないかもしれないし、捨てられちゃったりもするかもしれない。 『マスクしなきゃいけないんだな』って、皆さんがそう思えばありがたいなという意味で鏡をつける効果は大きいと思う」と歓談した。また、伊坂理事長は、地元のテレビ神奈川の取材を受け、今回寄贈した鏡付きポップが県下での感染対策の一助となればとインタビューに答えていた(なおこの模様は30日に放送)。