社会貢献機構 第10回大賞は広島・「災害復興支援」事業

全日本社会貢献団体機構(堀田力会長)は7月23日、第一ホテル東京において、第10回社会貢献大賞表彰式および2015年度の助成事業助成金贈呈式を開催した。

社会貢献大賞には、広島県遊技業協同組合の「災害復興支援」事業が受賞(写真)。平成26年8月、広島市北部一帯を襲い多数の死傷者や被害をもたらした土砂災害の復興支援のため、広島県遊協が一丸となって、義援金の寄付、義援金箱を設置した寄付呼びかけ、災害ボランティアとして延べ69人(3日間)の復興活動、緊急車両に駐車場を解放するなど多彩な活動が、企業市民として高く認知された。

池田仁志前理事長と山本祖助理事長が表彰式に登壇、堀田会長から賞状とトロフィーを授与した。池田前理事長は「この度の大賞受章の喜びは、広島県遊協の全員の喜びです。私自身、理事長として16年を務めることができ、名誉ある受章は一生の心に残る喜びです」と代表謝辞を述べた。

引き続いての2015年度の助成事業助成金贈呈式では、一般助成・こどもの健やかな成長を願う事業13件(2190万円)、特別助成・東日本大震災の被災者を元気づける事業9件(2450万円)、共同助成4件(420万円)、特命助成1件(1000万円)の計27件に対して、機構から計6060万円、県遊協から計100万円、合計27件に6160万円を助成した。

大賞受章で喜びの池田前理事長(右)と堀田会長(中)、そして山本理事長

助成金授与式の模様