東京遊協 夏のファン感「ホールがこの夏 お化け屋敷になる」

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は3月27日、遊技会館(東京都新宿区)において、今年度最終となる定例理事会を開催。東京独自の夏のパチンコ・パチスロファン感謝デーは、ホラーをキーワードとする「パチフェス」に決定した(幹事商社(株)そごう・西武)。

「ホールがこの夏 お化け屋敷になる」と表し、「アニメ・萌えテイスト」「専用アプリによるゲーム感覚」などを盛り込み、新たな顧客創造につとめていく。阿部理事長は「消費税、あるいはカジノの問題など、私ども業界を取り巻く課題がある。将来を見据えたホール営業を進めていかなければならない。そのためには、全員で消費税の対応について意識を共有することは大事な事だと思う。ファン感謝デー『パチフェス』の取り組みでは、東京独自の催しから全関東連とも連携し、できれば全関東域での一斉開催を提案している。若い世代を取り込めるようにすることは(業界の将来に向け)重要なこと。いろいろな形できっかけづくりをしていかなければならない」と述べた。

審議においては、「パチフェス2014」の実施案など、決議事項4案を原案通りに決議。特別協議事項として「消費税増税に伴う対応について」十分な協議の場とし、各委員会からの13報告事項を審議した。また、理事会開催前に「カジノ誕生に備える」と題して、近藤博寿副主任研究員(エンビズ総研)が約1時間、カジノ法制化の足音とカジノがホールに与える影響など講演した。