東京・北沢組合 世田谷の福祉を支える足として福祉車両累計46台贈呈

東京都遊協・北沢遊技場組合(南栄二組合長)は3月18日、世田谷区役所において、福祉車両2台の贈呈式を開催。これにより北沢組合は平成5年以来、累計寄贈台数46台を区内の福祉施設に贈り続けている。

当日の車両贈呈式では、北沢組合の南組合長が「平成5年からスタートした福祉車両の寄贈は、私どもの暴排活動が契機だった。地域の皆様にご迷惑をおかけしたのはもちろん、暴排が完遂できたのは地域の皆様のご協力あったればこそであり、地域にお返しを誓った。どうか活用していただきたい」と挨拶し、保坂展人区長にレプリカキーを手渡した。

保坂区長は北沢組合に感謝状を授与。「長年そして継続した福祉車両のご貢献に対して、感謝申し上げたい。世田谷の福祉を支える大事な足として、地域福祉の現場での活躍を期待しています。北沢遊技場組合のご厚志に重ねて感謝します」と謝意を込めた。

この後、寄贈先の介護老人福祉施設「せたがや給田乃杜(きゅうでんのもり)」(社会福祉法人七日会・水村昭典理事長)、移動ケアサービス「NPO法人はぁと世田谷」(御園生(みそのう)久義理事長)に福祉車両が贈られた。「施設利用者の送迎に活用させていただくとともに、安全運転をお誓い申します」(水村理事長)。「外出など支援の足として、新たに1台車両が増え8台となった。様々な送迎活動に身近で手軽なサービス支援を提供していきたい」(御園生理事長)と感謝の言葉が寄せられ、式典後、福祉車両は各施設に向かった。写真は、保坂区長(左)から感謝状を受けた南組合長。