東京 輪番休業の経過を報告「完全実施されている」

東京都遊技業協同組合(原田實理事長)は、7月28日に都内新宿区の遊技会館において、7月度理事会を開催した。その中で7月1日から実施されている節電活動とそれに伴う平日月3日以上の輪番休業について経過報告が行われ、それによると、輪番休業について、これまでのところ単組で決定した日程に基づき「完全に実施されている」と報告がなされた。

原田理事長は、冒頭の挨拶の中で、組合員の輪番休業の実施に関して、スムーズにおこなわれている状況に対して謝辞を述べ、引き続き8月、9月においても協力を要請した。

また都遊協上部団体の全日本遊技事業協同組合(全日遊連)は、今回の業界挙げての節電活動に関して関係省庁より7月から9月までの電力の削減結果について報告を求められており、最大需要電力のアンケート調査を行うことが決定。このアンケートの提出においても各組合員に協力が求められた。

パチンコ業界に対して「べらぼうに電力を消費している」などと批判を続けてきた東京都の石原都知事も、全日遊連、都遊協の取り組みに対して「たいへん結構」と評価するコメントを発表している。