日電協 該当機種のサブ制御基板交換点検作業の実施を表明

日本電動式遊技機工業協同組合(里見治理事長)は6月13日、東京・丸の内のパレスホテルにおいて、第34回通常総会を開催。総会終了後の記者会見において、サブ制御基板のロムを不正に変更されている被害報告があり、エンドユーザーに安心して遊技してもらうべく、報告のあった該当機種のサブ制御基板交換点検作業を実施すると発表した。当該メーカー各社の準備が整い次第、6月下旬より作業を開始。対象台数は約17万2000台となり、新たに供給する基板には日電協統一の点検済シールの貼付が取り決められている。

■該当機種
サミー(株)「パチスロ北斗の拳F」「パチスロ北斗の拳転生の章ZA」、(株)大都技研「オスバンチョウ2Q」、(株)エンターライズ「バイオハザード5Z」

対象型式の内、サミー(株)「パチスロ北斗の拳F」は本年9月、(株)大都技研「オスバンチョウ2Q」は本年8月より順次検定期間が終了となるため、当該2機種についてはホールにおいて認定を取得した遊技機が対象。また、遊技場の負担軽減の為、遊技機の入れ替え等にあわせて本点検確認のためのサブ制御基板の交換作業を行う。サブ制御基板の交換だけで変更承認申請をする事がないように対処する。