日遊協 5年目の『共生の森』植栽活動

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は4月22日、宮城県仙台市若林区荒浜の田ノ神地区『日遊協共生の森 仙台』において植栽活動を行った。その模様について、ほくとう通信の友道代表より配信(写真含む)されたので、ご紹介します。

日遊協共生の森活動は、林野庁が推進する『みどりのきずな』再生プロジェクトに賛同、東日本大震災で被災された地域の復興を支援するため、割り当てられた造成地にクロマツの苗を植栽する取組み。日遊協は、今年で5年連続の活動となる。当日は、社会貢献・環境対策委員会のメンバーを中心に九州・東北・北海道支部のボランティア隊、本部役員ら会員有志68名、ワンデーポートから3名が特別参加。埼玉森林サポータークラブの指導の下、0.97ヘクタールの造成地にクロマツの苗1600本を植栽した。

天候に恵まれ抜けるような青空の下、午前10時に現地集合した有志は、埼玉森林サポータークラブのメンバーから植栽に際しての指導を受けた後、東北弁バージョンの号令によるラジオ体操をしてから6班に分かれ作業を開始した。前日に現地入りした39名と東北支部会員らにより植栽箇所のマーキングや下刈り作業など準備が整っていた事から、スムーズに植栽が進み、約1時間30分で完了。午後からは、5年前に植栽した同じ荒浜地区ならびに4年前に作業を行った名取市の造成地へ向かい下草刈りなど保全作業を行った。谷口久徳支部長は、「今回で5回目を迎えるこの活動では毎回多くの会員が全国から集まってくれている事に感謝します。ここ田ノ神地区での活動は今年から2年間計画で植栽活動を実施 します。来年は今回の2倍の敷地面積での活動となりますので、本部役員にも呼びかけ、もっと多くの会員が参加して太陽の下で汗を流したいと思います」と、2年かけて約4850本の植栽を計画している。

左より知念理事、谷口支部長、薛委員長の3氏