和遊協社会福祉事業協力会 「設立25周年記念式典」を開催

和歌山県遊技業協同組合(森口司理事長)を母体とする社会福祉法人和遊協社会福祉事業協力会(同)は10月15日、和歌山市内にあるホテルアバロームにおいて、「設立25周年記念式典」を開催。事業に協力するホール関係者を中心に約200名の参加者が集まった。

社会福祉事業協力会は和遊協が設立当初から積極的に推進してきた社会貢献活動を、更に発展・充実させていきたいという思いから平成2年に発足。平成26年までに1331件の施設等に対して計5億9921万円の助成を行い、今回(約900万円)で総額6億円を超えた。

式典の冒頭、壇上に立った森口理事長は「この事業には県民、関係者からの期待も高まっています。今後も社会貢献という形で県民の方々のお役に立ちたいと考えていますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします」と語った。

25周年の節目を迎える今回の式典は、毎年継続して行って来た施設等に対する助成品の贈呈に加え、設立25周年記念助成品の贈呈を行った。設立25周年記念助成品の贈呈は3団体に対し車と車椅子、助成品の贈呈は30団体に対しAEDや電化製品などそれぞれの施設に必要なものを贈った(目録)。その後、事業に協力する組合加盟の89ホールに対して、森口理事長より感謝状が贈られた。

来賓には全日本社会貢献団体機構の榊原光裕専務理事や、二坂吉伸県知事代理の幸前裕之福祉保健部長、全日本遊技事業協同組合連合会の片山晴雄専務理事、和歌山県警察本部生活安全部の丸木健嗣部長など多数が列席。式典終了後は、プロ野球解説者の梨田昌孝氏を講師に招き、「梨田流コミュニケーション術」と題した記念講演を行った。