全遊振 肉を切らせて骨を断つ、本当の勝者に!

一般社団法人全国遊技ビジネス振興会(全遊振)は10月20日、東京都台東区上野のホテルパークサイドにおいて第8回セミナーを開催した。三井慶満顧問は、ミャンマーと日本の友好および両国の発展のため、一般財団法人インターナショナル・ラウェイ・フェデレーション・ジャパン(法人略称/ILFJ)の代表理事となって「世界初、1000年の封印を解き、海外で初となる公認試合が実現しました」と、ミャンマー国技である「ラウェイ」(格闘技)の大会『Lethwe Japan GP』(10月27日後楽園ホール)の開催を告げ、その魅力を伝えた。

セミナーに先立ち、曽我部康二会長は、「今年も残すところ後2カ月と10日。昨日同友会に参加したところ、12月撤去による不安の声が多くて、今日の全遊振理事会でも同様の声だった。もしかしたら年明け500店ほど売りに出るのでは、といった観測も聞かれ、ピンチはチャンスという声もある」など、頑張り所であるとした。

三井顧問は、今後ホール全体の5%は営業を断念するだろうと推測。その中で今後どのような店舗展開ができるかを考えた時、色々取捨選択でき、次のステップのホール経営が漠然ながら見い出せるのではないかと展望。「守ってばかりはいられません。新台入替しないというポリシー店等々、ハッキリと他と違う何か!を行わない限り、お客様は来てくれない。横並びは総沈没、何屋かだけは必ずわかるようにしたい。顧客に信用のない店は、抜け出れない。この時代に出店できる店(企業)であること。そういう目で年末、そして今後半年先を見て、自分たちが得意とする分野でもって経営戦略(ビジネス・スキーム)を練ってみたいもの」と経営者としての肝を説いた。

その後、上村耕司社長(スマイルタンク)の「各業界の成長企業から学ぶ、低射幸性時代の唯一の活路!」、山本和生社長(ならばせ屋山本)の「並ばせ屋スタイル店舗の作り方〜設置台数以上の並び作るスタイルとは!?」、小森勇名誉顧問の「小森黄門ちゃまの業界漫遊記100回記念スペシャル」の3セミナーを開催。次回は一般社団法人日本アミューズメントパチンコ産業ネットワーク(JAPaN)等と共催し、中野サンプラザを会場として11月22日拡大開催を予定している。