全商協 「第4回 千年希望の丘 植樹祭」に参加し植樹活動

全国遊技機商業協同組合連合会(中村昌勇会長)は5月28日、宮城県岩沼市の長谷釜地区で「第4回 森の長城プロジェクト2016」に参加し、社会貢献委員会のメンバーと事務局員を加えた38名がボランティアと共に10万本の苗木の植樹活動を行った。

「第4回 千年希望の丘 植樹祭」は、元総理の細川護煕氏が理事長を務める森の長城プロジェクトが主催するもので、東日本震災の被災地沿岸部で津波から命を守る森の防波堤を築くため、震災瓦礫を埋めた盛土にシイ・タブの木々を植樹して森にしていくプロジェクト。復興から立ち上がっていく日本のシンボル的事業になるよう2012年から岩手県大船渡市、宮城県の仙台市と岩沼市、福島県の相馬市と南相馬市で「植樹」活動に取り組んできており、これまで2万6451人によって21万6200本が植樹された。

岩沼市での「植樹」は、津波で被災した沿岸部に丘を15基つくり、それをつなぐ園路に30万本を植樹して森をつくる千年希望の丘計画。今回は長谷釜地区で、約2キロメートルにわたる盛土に、ヤブツバキやエノキ、ヤマザクラなど21種類の苗木を植樹するというもの。全商協では社会貢献活動の一環として、公益財団法人「森の長城プロジェクト」の活動に賛同しており、今回の「植樹祭」にも、社会貢献委員会から今村敬喜委員長のほか、北海道から九州まで傘下8地区遊商の委員と事務局員を加えた38名が参加。メンバーは手渡された軍手で苗木を植え、その間にワラを敷き、ワラが飛ばないよう縄を張るなどの一連の植樹活動を約1時間にわたって行った。

なお、植樹に先立っての「開会式」では、東日本大震災と熊本地震で亡くなられた人達の冥福を祈っての黙祷も行い、「植樹祭」には、その趣旨に賛同するアーティストの石川さゆりさん、新山詩織さん、石井竜也さんなども参加。そして、森の長城プロジェクトのスペシャルサポーターでもある石井竜也さんが、プロジェクトのテーマソング「希望の丘へ」を熱唱し、参加者の拍手を浴びていた。