ダイコク電機 「MIRAIGATE 2016」を大阪で開催

ダイコク電機(株)(本社/名古屋市中村区)は全国の4会場において、「MIRAIGATE 2016」と題した展示会及びセミナーを行った。5月20日の名古屋会場を皮切りに順次開催され、大阪においては6月1・2日に、大阪市内のスイスホテル南海大阪において開催。ホール関係者を中心に2日間で約750名以上の参加者が集まった。(東京会場は6月8・9日に開催予定)

主催者を代表して挨拶へと立った栢森雅勝代表取締役会長は、「現在は機械だけでなく、店舗環境や接客といった店全体を通じて差別化を図っていく時期だと思っています。セミナーでは茂木久美子さんに接客サービス、人材育成に関して講演して頂き、展示会ではダイコク電機専用のWiFi システム「DK-WiFi」を活用したサービスなど、スタッフ様をはじめファンの方々にも喜んで頂けるものをご用意しています。セミナー及び展示会を通して、皆様のお役に少しでも立てればと思います」と語った。

「MIRAIGATE 2016」は『遊技機の撤去回収』や、『更なる仕様の変更』など、本格的に業績への影響が予想される各種問題を目の前に、同社ならではの営業サポートをはじめ、ファンの利便性や楽しさを追求する次世代のホールづくりなどを紹介する事を目的に開催。会場内は展示会場とセミナー会場の2つに分けられ、展示会場では7セグの見易さや視野角の広さに拘った最新の大型液晶端末「REVOLA」や、多彩な演出で進化し続ける大型液晶端末「BiGMO PREMIUM」、DK-WiFiを活用したパチンコ・パチスロ情報アプリ「パチロボ」の新サービスなどを紹介。また、ホールコンピュータCⅡシステムと連動しているからこそ可能な各端末の機能を紹介した「オールインワンゾーン」を含めて大勢の注目を集めた。

セミナーは2部構成で進行。第1部では山形新幹線にて山形〜東京の1往復半で53万円という驚異の売上げを達成し、車内販売のカリスマとしてテレビや新聞など様々なメディアで取り上げられた茂木久美子さんが講師を務め、車内販売時代の体験談を交えながら、接客のポイントを説明した。第2部においてはDK-SIS室の服部祐治常任講師がDK-SISのデータを基に市場動向や新たな好業績機種の見つけ方などを解説。その中で、パチンコの新基準機について服部常任講師は、従来機種と比べて出玉性能が低下するデメリットよりも、初期投資金額が少なくなるメリットをファンに実感してもらえる機種選定や運用を心がける事が重要であると伝えた。