保通協 第2回保安電子通信技術セミナー・展示会開催

財団法人保安電子通信技術協会(通称/保通協)は2月9日、都内中央区の東京国際フォーラムにおいて、第2回保安電子通信技術セミナー・展示会を開催した。

遊技機の型式検定機関のイメージが強い保通協だが、近年は通信技術、映像の活用、コンピュータ・フォレンジクス(サイバー犯罪における分析捜査等)関連の研究開発業務なども行っており、今回、警察庁、消防庁、海上保安庁の後援で、2回目の技術セミナー、展示会を開催した。

主催者として登壇した保通協の吉野準会長は、
「災害、事件、事故等の発生時に、警察、消防、海上保安等の重要性はますます増大している。今回のセミナー、展示会で、警察庁、総務省消防庁、海上保安庁等の各省担当官の講演、企業による製品展示を通じて、各機関の業務の効率化、高度化および民間の理解が促進すれば幸いに思う」と挨拶した。

セミナーは「災害、事件、事故等における映像、ロボット、センサー技術等の活用」のテーマで9講演、「デジタルフォレンジックにおける人材育成」のテーマで8つの講演が行われた。

また同時に通信技術、防犯、災害対応技術、捜査支援システムなど関係商社46社による展示会も開催され、多くの関係者が来場した。