中部遊商 中古流通システムに強い危機感

中部遊技機商業協同組合(安藤利彦理事長)は、1月19日に名古屋市内の名古屋観光ホテルにおいて平成21年度臨時総会と新年会を開催した。

挨拶を行った安藤理事長は、中古機流通協議会内での行政の発言内容を一部紹介し、中古機流通における型式の同一性の担保、流通上でのセキュリティーの担保が急務であると現状説明。議案審議後の報告事項では、4月1日から設置中の遊技機の点検確認を行わない点、輸送中の遊技機に梱包、包装を行い、セキュリティーを高める案が検討中であることなどが報告。「行政の危惧は大きい」として、より確実な点検確認を行うよう組合員に注意喚起を行った。

臨時総会では「12月末までの収支経過報告」、「組合加入金の見直しについて」の2議案が上程。どちらも満場一致で可決した。