全日遊連 全ホールCO2排出量 昨年比2.4%減 目標未達

全日本遊技事業協同組合連合会(原田實理事長)は、1月20日に都内新橋の第一ホテルにおいて1月度理事会を開催。終了後に会見を行った。その中で、全日遊連が組合員に対して行っている電気使用量調査の2008年度分の集計結果が発表された。

対象ホール1万1805店舗中
回答9669店舗(81.9%)
有効回答9435店舗店舗分(79.9%)

総使用量
81億2918万2930kWh

CO2排出量
368万トン

調査対象ホール(1万1805店舗)に換算した場合の推計値
461万トン

全日遊連は環境自主行動計画として基準年の2007年から年間3%、5年で15%のCO2排出量の削減を打ち出しているが、今回の数値は、07年度比で実数値1.7%増、推計値2.4%減といずれも当初の目標を達成できなかった。

事業委員会の山本副理事長は、「より強い危機意識を持たなければならない」、と各ホールのより主体的な取り組みへの参加を要望した。