マルハン ダイバーシティ推進・成果報告会

(株)マルハン(本社/京都、東京)は3月23日午前9時から、第一ホテル両国(東京都墨田区)において、「ダイバーシティ推進活動 成果報告会」を行った。約1万2000名余が従事するマルハンの人材活性化施策として、女性活躍の人材養成、女性活躍の可能性がさらに開花した報告会となった。

ダイバーシティとは、マルハンで働く一人ひとりが、スムーズに働ける環境・仕組み・きっかけを生みだし、企業・組織力を高めていく取り組み。その中長期の取り組みでまずは、女性活躍推進を掲げ、2014年度よりスタートしている。今回、女性活躍推進に取り組んだダイバーシティ推進チームの代表77名が1年間の活動成果発表会を行った。ダイバーシティ推進の松田昌益本部長は、「女と男は、もともと染色体そのものが違う。女性はXX、男性はXY、産まれた時から女性が仕切る優位にあるようです。マルハンの女性は本当に優秀だと気付き、このダイバーシティ推進の柱と見据えています。女性役職者比率向上を推進するという指針に自ら考え、自らチャレンジするという1年間の取組みがありました」と開催意義を述べた。

その後、北海道営業部から九州営業部まで9営業部ごとに代表が、1年間の成果と次年度目標を約4時間かけ発表。発表内容の主な取組みは、幹部(男性社員等)の更なる啓蒙啓発、女性社員(幹部社員意志)数の維持・向上、女性社員ネットワークの育成・拡充など、まずはロールモデルをより多く生み出す事により、全社的な意識改革を着実に浸透させる事としていた。

三上秀樹購買部本部長は、「マルハンはこのダイバーシティと働き方改革というものが経営の重要な要素(要になるの)だと見据えています。昨日、購買部では取引先関係者250名規模で交流会を行ったが、女性は3名という実情だった。これから益々、女性が輝き活躍する時代が望まれている」と、今後に期待した。総括した韓裕社長は、「マルハンで働く女性を頼もしく感じました。着実に自らの成長を、プロジェクトを通じて体現する事ができると感じました。パチンコ業界は大きな変革の時を迎えています。様々な社会の要請に、新しいマルハン、新しい業界を創るのだ!という意識をさらに培うことができたと思います。様々な不安や葛藤の中、乗り越えた成果発表の一つひとつに力強さを感じました」と述べていた。