パチンコホール大手3社 「パリ協定」実現で協業〜電力調達・省エネ活動を推進するコンソーシアムを発足〜

(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)、(株)マルハン(本社/京都、東京)およびアンダーツリー(株)(本社/大阪市西区)は3月7日、3社共同で「電力調達」や「地球環境保全(省エネ)」を推進するコンソーシアムを発足し、第一回勉強会を開催した。

また、コンソーシアムには、東京電力エナジーパートナー(株)がパートナー企業として参画し、温室効果ガスの削減に向けた電力の有効活用に取り組むとともに、エネルギー運用改善、エネルギー管理におけるコスト削減、IoT技術の活用等の新たな取り組みについても検討していく。

2010年の省エネ法改正以降、各社では独自に「地球環境保全(省エネ)」に向けて、エネルギー消費削減の取り組みを行ってきたが、協業で推進していくことが課題解決に向けて必要と考え、コンソーシアムを発足した。また、2030年度までに温室効果ガスを2013年度の水準から26%削減するという「パリ協定」での日本政府目標の実現に向け、パチンコ業界へ広く呼び掛け、コンソーシアムの趣旨に賛同するホール企業と各分野の知見あるパートナー企業を募るとともに、成果を公開し、エネルギー削減に貢献していくとしている。

【取り組み内容】
①地球温暖化防止対策を目的に勉強会・情報交換会を開催する
②各社および他産業の省エネ活動優秀事例を試験・検証し、ホール環境の改善を図る
③徹底した省エネ活動推進の取り組みにより、温室効果ガスの削減を図る
④その結果、国の目標(2013年比▲26%)の達成に向けて、業界として貢献する
⑤環境保全への取り組みの「見える化」を図り、企業価値向上を目指す
⑥省人化&省力化設備の導入・検証、およびIoT化の推進により労働生産性を向上させる
⑦今後、地球環境への貢献だけでなく、地域社会への貢献についても取り組みを拡大させる