ダイナム 働き方改革でシニアを活用、正社員の定年を65歳まで延長

(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は、2018年4月から、60歳の定年を段階的に65歳まで定年延長するシニア社員制度を導入するとともに、最大70歳まで働くことができるよう定年再雇用制度を改定する。

少子高齢化等による労働市場の変化を受け、シニア層のさらなる活躍が期待されている中、同社では、高齢化に伴うキャリアの選択を増やすことで従業員の「生きがい」の支援に繋げるとともに、年金受給年齢の引き上げに伴う将来の生活設計への不安感を和らげるため、シニア社員制度を導入することを決定した。

今回新しく設けたシニア社員制度は、一般社員が満60歳到達時にシニア社員へ区分移行し、老齢厚生年金の受給開始年齢にあわせて定年年齢を段階的に引き上げることで、安心して定年年齢まで働くことができる制度。また、同社はこれまでも、定年後も65歳まで働くことができる定年再雇用制度を設けていたが、シニア社員制度の導入とあわせ、満70歳まで働くことができるよう定年再雇用制度を改定する。なお、60歳以降は65歳未満でも定年退職することが可能な選択定年制を導入し、それぞれの人生設計にあわせて柔軟に定年を選択することが可能となる。

同社は、「人材の力」こそが、継続的に発展していく上での最大の資本であり、競争優位の源泉であるという考えのもと、従業員が人材としての力を十分に発揮できるよう『多様な人材が活躍できる企業風土づくり』『人材育成を通じた人材力の強化』『働きやすい職場環境づくり』に取り組んでいる。今後も、従業員が活き活きと働くことができる環境の整備を行い、従業員と一緒に成長する企業を目指していく。